現在、薬剤部は薬剤師5名(常勤4、非常勤1)と事務員1名で構成されています。
主に入院患者さまを対象とした業務を行っていますが、他に院内全体の薬品管理や医薬品の情報管理、各種委員会活動に参加しています。
主な業務内容
調剤
当院では電子カルテを導入しています。
入院患者さまに内服薬が処方されると処方内容について量、服用時間、飲み合わせ、副作用などのチェックを行います。疑問があれば医師に問い合わせて確認し、疑問が解消された後はお薬の一包化(飲み方に応じて一回分ずつ分包)をします。
入院患者さまの持参薬に関しても入院時に確認し、持参薬処方せんを作成後、一包化をしています。
一包化した全てのお薬はカート配薬を行っており、患者さま個々のカート引出しにセッティングしています。
注射薬についても患者さまに注射薬処方せんが発行された後に、配合変化や溶解後の安定性など処方内容を確認して、調剤・払い出しを行います。
DI(医薬品情報)管理業務
病院における医薬品情報管理業務は薬剤師の重要な仕事の一つです。
医薬品の各種情報(添付文書改訂や副作用報告、緊急安全性情報など)を収集し、迅速に医師や看護師、あるいは他の医療スタッフに文書にて伝達します。
院内製剤
製薬会社が製造・販売していない医薬品は、医師からの要望に応じ、調製しています。当院では以下3点です。
- ヨード染色法用3%ルゴール液(内視鏡ヨード染色)
- 40%硝酸銀液(胃婁、腸婁のびらんに使用)
- 10% KOH(水酸化カリウム)溶液(鏡検用)
院内委員会活動
- 医療安全管理委員会
- 感染対策療法委員会(含ICT関連)
- 診療情報管理会議 など