看護部 岩澤顧問
プライベートと仕事を両立しながら、患者さんのためにできることを考える
当院の看護師は、別の医療機関で経験を積んで、転職してきた人がほとんどです。新卒で入職する看護師も数名いますが、ほとんどは30~40代くらいで子育てをしています。パートだと、70代の現役看護師も頑張ってくださっていますよ。みんな人がよく、お互いカバーし合っているので休みの相談がしやすく、ギスギスした雰囲気はありません。
私も、もともとは大学病院で勤務していました。たまたま転居することになって病院を探しましたが、最初はあきる台病院がどういう病院かも分かっていませんでした。これまで急性期病院にいたので、療養型病院という病院のイメージもなかったです。
療養型病院とはいっても、当院は医療療養病床のため、ベッドで寝たきりという方は少なく、医療を必要としている方、日常生活に看護・介護の力が必要な方が多いです。患者さんが在宅に戻るというケースも増え、リハビリスタッフと協力して、自宅や施設に戻るために何ができるかを考えて、患者さんの自立支援やご家族の受け入れ準備や指導を行っています。手続きや書類も多いので忙しいですが、患者さんのために何ができるか考えて、工夫したことを実践できるので、やりがいもあります。
当院の雰囲気がいいのは、患者さんのことをよく考えて、患者さんのために動いているから
名誉院長先生は、せっかちな先生かもしれません(笑)。話しやすくて、いつも相談にのってもらっています。患者さんのことでも、医局と看護部の会議でも、ざっくばらんに。プライベートでは、ソフトボール大会や綱引き大会の応援に駆けつけてくれる気さくな先生です。市が主催する綱引き大会は、看護師の有志が3年前から参加していますが、優勝したこともあります。
常勤の先生はいろんな先生がいますが、患者さんのために頑張ってくださっています。朝来たら病棟をラウンドしながら患者さんの状況を把握して、カルテにしっかり記録してくれます。私たち看護師はカルテを読めば、状況や治療方針、ムンテラの内容を理解することができ、治療や業務もスムーズです。去年入職された整形外科の先生も、時間があれば患者さんのベッドサイドに座って話してくれたり、リハビリに付き添ってくれたりしています。
患者さんは、やっぱり先生が病室に来てくれると嬉しいし安心できるんです。先生達も患者さんのことを気にかけているので、これまで以上に患者さんのそばに長くいられるような体制になればいいなと思います。
患者さん一人ひとりのことを考えて治療やケアができるように協力していきたいので、あきる台病院に来ていただけると嬉しいです。