須甲 院長
須甲 陽二郎
経験10年以上
紹介会社経由で入職
仕事だけの生活から転職を決意
以前は大学医局に所属して勤務していました。大学院を卒業後、医局人事で約11年、公的な総合病院にいました。転職を考えた理由はひとつではないですが、そろそろ家族や自分の生活をちゃんと考えようようと思ったことがきっかけでした。
私の専門は循環器内科ということもあって、夜間でも休日であってもプライベートなしに呼び出しがあって忙しい仕事でした。でも、家族ができて、いままでのような仕事一辺倒の生活は続けられないなということも感じていました。それで、大学医局の人事から離れた病院のことも考えようと思い、人材紹介会社に登録しました。
これまで東京の西側には来たことがなかったのですが、立川に引っ越そうということを決めて、紹介会社にはいわゆる救急病院ではない療養型の病院を探してもらい、その中に、あきる台病院がありました。
あきる台病院は、オンオフはっきり、プライベートも大切に働ける環境
僕は週4日の勤務で、外来を午前2コマと夕診1コマ、往診と産業医をそれぞれ週1回担当していて、それ以外は病棟管理をしています。ほぼ定時の仕事なので、夕診がある日は外来が終わり次第ですけど、だいたい17時頃には帰りますし残業はほぼないです。また、休日もある程度自分でコントロールできるので助かりますね。
人間関係も、問題ないです。名誉院長は、ご自身で先頭に立ち、院内のいろいろな仕事を積極的にやってくださって、非常に頼りになる方です。診療に関して何か言われることはなくて、こちらが聞きたいことや頼みたいことはすぐに受けてもらっています。常勤の先生方はそれぞれ専門が異なるので、分からないことを相談したり、出来ないことをやってもらったり、協力しています。病院の雰囲気は非常に良いです。
正直なところ当院に入職したのは、休みや研究日などの希望が合った、ということが一番大きな理由でした。オンオフをできるだけはっきりしたかったので。いまは休みの日に呼ばれることもなく、連絡が入るわけでもなく、満足しています。
一般急性期病院から転職をお考えの先生へ
当院は療養型病院ですから、外来は一般病院とそんなに変わりはないですが、入院に関してはできること、できないことの制約があります。そういった違いに慣れるのに少し時間がかかるかもしれません。僕は一般病院の循環器内科に勤めてきたので、当然、患者層やそのご家族もこれまでとは違ってきますし、病院でできる診療オーダーも変わってきます。慣れるのに、多少時間はかかりましたが、一緒に働く先生方やスタッフがサポートしてくれたお陰で、今ではその環境を楽しみながら診療しています。
当初は当院に知り合いもいないですし、多摩エリアで働いたこともなかったので、不安はありました。ただ、実際に働いてみると入職前に思っていたこととギャップもなく、皆さんに優しくしてもらって、もう8年くらい、長く続けさせてもらっています。真面目に仕事に取り組む方であれば、とても良い勤務先だと思います。
柴村 健診センター長
柴村 和久
経験10年以上
紹介会社経由で入職
複数科での経験が活き、総合診療医として健診を担当することに
私はもともと耳鼻咽喉科に入局したのですが、内科医になろうと決めて亀田総合病院で内科研修を受けました。その後、亀田総合病院で知り合った先生のアドバイスもあり、シニアレジデントは済生会中央病院の循環器内科でカテーテル検査などを経験しながら内科専門医などの資格を取得しました。ただ、心臓病ばかり診ていることに違和感があって、内視鏡もやってみたいと思うようになり、新東京病院の消化器内科で内視鏡の経験を積みました。
このような感じで医者になってから10年くらいはずっと自分の経験を拡げていて、海外留学も考えていた頃に、たまたまロンドンの診療所の求人を見つけ、1年半ほど、ロンドンで駐在員とその家族の家庭医的な役割を担いました。
帰国したとき、ロンドンでの経験もあり、外科や整形外科、産婦人科の勉強もしたいと思い、内科医として働きながら外科研修を受けさせてもらいました。手術にも入らせてもらったりしていましたが、当直をしているときに体調を崩すことがあり、家族の希望もあり、少し負担の少ない仕事をしようと考え、健診センターへの転職を決めました。
心臓も得意、内視鏡もできる、マンモグラフィ読影認定医も取得していたので、総合診療医としてのこれまでの経験を活かすことができます。最初はそんな風になるとは全然考えてもいなかったのですが、これまでいろいろ経験してきたことが健診に向いていたと感じています。
あきる台病院は、雰囲気の良さ、マイペースに働けることが決め手
あきる台病院への転職のきっかけは、紹介会社からの紹介でした。決め手は、正直、優しいなと思ったからです。ノルマが厳しくないんだなと(笑)。
名誉院長、理事長にお会いした時、表現が難しいのですが、雰囲気が良く、健診部門はマイペースに仕事ができそうなところに魅力を感じました。いろいろと考えたのですが、本当にこの点です、雰囲気が優しい。医師に対して理解があるな、働きやすそうだなと思った、それがあきる台病院に決めた理由です。
当院に来る前にも総合健診センターで勤務していましたが、なぜ辞めたのかというと、職場の人間関係が大きな要因でした。なんだか居心地がよくないな、とちょっと違和感を感じていました。転職するか悩みましたが、当院の雰囲気の良さの後押しもあり、これまでの臨床経験を活かすことができる環境でやってみようと決断しました。
また、私は都心よりも、こういう郊外でのんびりしたところの方が好きなんです。電車通勤ではなく、車通勤ができることも魅力的でした(笑)。
入職後のギャップはほぼなし!理想の生活を満喫中
入職してみて、入職前に持っていたイメージとのギャップはほとんどなかったです。もちろん、多少はありましたが、でも、こんなはずじゃなかった!というほどのことはありませんでした。
私はいま週5日、健診業務を担当していますが、勤務はほぼ定時で、8時半に来て、17時頃には帰っています。一緒に働くスタッフの方々がきちっと時間通り仕事をしているので、私が残って仕事をすることもありません。休日もしっかり休めますし、長期休暇には海外旅行にも行っています。
転職のきっかけになった職場の人間関係も、特に問題はありません。名誉院長は他人に優しく、他者を尊重される方なので、ああしなさい、こうしなさいという強制がなく、過度なプレッシャーをかけられることもありません。そして、なにか困ったことがあったときには「俺が責任とってやるから」と後押ししてくれるタイプで、普段からそういった発言や行動をされている様子を見ていて、とても安心感を持って仕事に臨むことができます。名誉院長のそういう背中で語るところも大好きです。
プライベートでは、いまは自宅の農園が日々の癒しになっています。毎朝、出勤前に農園をぐるっと見て回って、野菜や木の成長を楽しんでいます。あきる台病院に来たからこそ出来る生活です。都心のマンションでは出来なかったこと、忙しい勤務では叶わなかった生活ですね。